大合唱ゴスペル隊の歌が終わり・・・
ここで普通は全員退場してもらうのが、世間一般の披露宴ですが、ワタクシの希望により、披露宴会場の後ろへゴスペル隊のメンバー全員に大移動してもらいました。
なぜかというと、今までワタクシも幾度か披露宴にゴスペルを歌いに行ったけど、あくまで余興なので、最後まで見届けることが出来ません。これって、ちょっと最後まで見させてよぉ~んって思ってたのよねー。なので、会場のキャパなんてムシ(てへへ)。ぎゅーぎゅーではありますが、最後のシメまで立ち会ってもらうことにしました。
ここで、新郎新婦より両親へのお手紙たーいむ。
家を出る時も、結婚式の前も、特にあいさつもしなかったので、いちおーケジメ・・・のつもりでオレはもちろん手紙を書こうと思ってたけど、ZUNさんにも強要。新郎って家を出る時、新婦ほどあいさつしたりとかって機会も少ないよね。やっぱし、こういう機会を逃すとアカンと思って、式の2日前に無理やり書かせました。
なので、ZUNさんの手紙は、便箋1枚にありきたりのフツーの手紙。
ワタクシ、一週間前くらいから、構想を練って、
笑いあり、涙アリの心に残るオモロイ手紙。
「そんな、笑いとるなんて、聞いてない・・・」
ZUNさん、マジくやし涙。そんなもん、オレがフツーの手紙書くわけないっちゅうねん(ぷふ)
泣いた訳は、両親に感謝の涙でもなんでもなく、結婚式には出席できないワタクシの愛娘サッチャンとの別れにもどうしても触れたくて、書いた箇所を読んだから。
***手紙~花束贈呈のBGM 「Earth Tones」の中から・・・
前にもここで、紹介したCD。実家にまだ半分以上CD置いてたもんで(^^;でもいい曲がいっぱい♪優しい曲調が多いので、こういう静かな雰囲気にピッタリです。
手紙を読み、花束を抱え、両親の前へ向かいました。いよいよ、最後のクライマックス、会場のみなさんが、注目する中、ママりんと向かい合った時、花束を抱えるオレに向けて放った言葉は・・・
「鬼の目にも涙」
かつて、そんな言葉を嫁に行く我が娘にかける母親がこの世にいるでしょうか!
いえ、そもそも、ママりんだけじゃありません。
10月に引越しを手伝ってくれたアニには
「おまえー、今日の口紅、バカ殿みたいやで」
と言われ、それから・・・実はその時、つらくて過ぎてここには書いてなかったのですが、娘が家を出て行くという前夜に
「式の3日前に中国に出張が決まった」
とパパりんの大暴言。
「式の3日前ってどういうこっちゃ~!!!!」
と大喧嘩。フツーの花嫁のチチならしないよね、そんな無茶なこと。だいたいパパりんは滅多に海外に行くような仕事じゃないんです。緊急事態でもなく、娘の結婚式があるので、と日程を変更してもらったら、お祝いまでくださった頭のやわらか~~~~いお得意先なんです。
しかも明日娘が出て行くという状況も全く頭から抜け落ちてるし、止めに入ったママリンにも暴言はいたオッサンに腹が立つやら、情けないやらで、部屋へこもって、泣きながら引越しの用意をしてたんです・・・結局超ムカついて寝られなくて、考えた挙句、
・一週間後にオッサンの実家のあいさつも中国行くの辞めなかったら行かない
・このままの気持ちで、どうやってバージンロードを一緒に歩けっちゅうねん
など、ほかにもいくつか文句を、しかもチラシの裏に書きなぐって、置手紙をしたという、大波乱があったのです。
ひどいことを書いてると思うかもしれませんが、それくらい言わないと、仕事がからむと分からずやの頑固なヤツなんです、このオッサンは!その他は、穏やかで、優しいしダメ親父なんですけどね。
そして引越しの後、3日間寝込んだのは引越し疲れというよりか、正確にはこのオッサンのせいで徹夜で引越しの準備をしたが原因だったのです。今はもう笑い話ですが(がはは)
そして打ち止めに「鬼の目にも涙」ですか!
なんなん、これ?罰ゲーム?
オレの結婚式では全く涙を流さなかった(笑い涙は数滴流したけどねん)けど、今度6月にあるアニの結婚式では、絶対泣くんやで、ママりんは!